前立腺がんの日帰り検査

前立腺がんは早期に見つけられれば良好な経過が期待できる疾患です。大阪・守口市のこいと腎泌尿器科クリニックでは、確定診断のための前立腺生検を経会陰式で行って、入院なしの日帰りで対応しています。検査への不安や生活への影響を抑えながら、必要な検査を受けていただける環境を整えています。健康診断や人間ドックでPSA値が高いと指摘された場合は、放置せずに当院へご相談ください。
前立腺生検とは?
前立腺生検は、前立腺がんが疑われる場合に確定診断を行うための検査です。前立腺に細い針を刺して組織を採取して、顕微鏡でがん細胞の有無を調べていきます。前立腺生検には経直腸式と経会陰式の2通りの方法がありますが、当院では経会陰式を採用しています。検査時間は準備を含めて1時間程度で、病理結果のご説明は約2週間後となります。
こんな方におすすめ
前立腺生検は、以下のような状況の方に検討していただきたい検査です。
- 健康診断や人間ドックでPSA高値を指摘された方
- PSA値が年々上昇している方
- 父親や祖父など家族に前立腺がんの方がいる方
- 夜間頻尿や尿が出にくいなどの症状がある方
- 他院で前立腺生検を勧められた方
- 入院を伴う検査に抵抗がある方
PSAが高いからといって、必ず前立腺がんとは限りません。前立腺肥大症や炎症などでもPSAは上昇するため、まずは丁寧な診察と検査で状況を整理していきます。
早期発見の重要性
前立腺がんは進行するまで自覚症状がほとんど現れません。骨への転移が見つかってから原因を辿った結果、前立腺がんが見つかるケースもあります。早期に発見できれば治療の選択肢が広がるため、50歳を過ぎたら1~2年に1回はPSA測定を受けられることをおすすめします。
特に家族に前立腺がんの方がいる場合は、より早い時期からの検査もご検討ください。40代でも発症することがあるため、年齢だけで判断せず、気になる症状があればお早めにご相談ください。
当院の前立腺生検の特徴
当院では、患者様の身体への負担を抑えることと、必要な検査をしっかり行うことを両立した検査体制を整えています。
- 日帰り対応で入院の負担がない
- 経会陰式を採用しているため感染リスクが低い
- 局所麻酔で意識を保ったまま受けていただける
経直腸式は痛みが少ないという利点がある一方で、大腸菌などによる感染リスクや出血が止まりにくいという課題があります。日帰りで安全に行うために、当院では経会陰式を選択しています。
当院で前立腺生検を受ける強み
検査の精度と、その後のフォロー体制の両面から、患者様に安心して受けていただける環境を整えています。
専門資格を持つ院長による検査
当院の院長は、日本泌尿器科学会の専門医・指導医として、これまで多くの前立腺疾患の診療に携わってきました。診察、検査、結果説明まで一貫して担当するため、検査の流れの中で疑問が生じた時にもすぐにご相談していただけます。
連携病院による安心の検査体制
当院は近隣医療機関と連携しています。検査の結果、追加の精密検査や治療が必要となった場合にも、スムーズに次のステップへつなげられる体制があります。地域の医療ネットワークの中で、必要な医療をご提供できる環境です。
入院不要で生活への影響が少ない
一般的に前立腺生検は1泊2日の入院で行われることが多いですが、当院は日帰りで対応しています。お仕事を休む日数を抑えながら、必要な検査を受けていただけます。京阪守口市駅から徒歩3分、谷町線守口駅から徒歩4分という立地で、ご来院していただきやすい環境です。
リスクと留意点
前立腺生検は針を用いる検査のため、ある程度のリスクが伴います。事前にしっかりご理解いただいた上で受けていただけるよう、検査前に丁寧にご説明しています。
検査後に起こりうる症状
検査後には、血尿、血精液症(※)、軽い会陰部の痛み、一時的な排尿のしづらさなどが現れることがあります。多くは数日から数週間で自然に改善していきますが、高熱や強い痛み、まったく排尿ができないといった症状が現れた場合は、速やかに当院までご連絡ください。
(※)精液に血液が混入した状態
検査前に確認が必要な場合
血液をサラサラにするお薬を内服されている方は、検査日に向けてお薬の調整が必要になることがあります。
また、尿路感染症や性感染症などの感染症がある状態では、検査を行うことができません。先に感染症の治療を行ってから、あらためて検査日を決めていく流れになります。
結果の正しい受け止め方
前立腺生検は前立腺全体ではなく、針を刺した複数の部位の組織を採取して調べる検査です。そのため、がんが小さい場合や採取箇所から外れていた場合には、結果に反映されないことが稀にあります。当院では結果のご説明の際に、今後の検査計画や経過観察の方針も合わせてお伝えしています。長期的な視点で前立腺の健康管理を考えていきます。
検査の流れと当日の注意点
前立腺生検は外来診察を受けていただいた上で検査日を決定します。詳しい流れや検査前後の注意事項は、「検査当日の流れ」ページをご覧ください。