過活動膀胱の日帰り治療

過活動膀胱で薬物療法を続けていても、頻尿や尿漏れの改善が思うように得られない方は少なくありません。大阪・守口市のこいと腎泌尿器科クリニックでは、難治性の過活動膀胱に対してボトックスを用いた膀胱壁内注入療法を日帰りで行っています。過活動膀胱に対して、これまでの治療で十分な手応えが得られていない方にも、新たな選択肢として検討していただける治療です。
膀胱ボトックスとは?
過活動膀胱に対するボトックス治療(ボツリヌス膀胱壁内注入療法)は、膀胱の壁にボツリヌス毒素を直接注入することで、膀胱の筋肉の過剰な収縮を抑える治療方法です。内服治療では改善が見られない難治性過活動膀胱に対する選択肢であり、健康保険の適用です。
治療自体は30-60分程度で完了しますので、日帰りで受けていただけるのが特徴です。
治療をおすすめする方
ボトックス治療は、以下のような状況に当てはまる方に検討していただきたい治療です。
- 抗コリン薬などによる内服治療では十分な効果が得られない方
- 急な強い尿意で間に合わず漏れてしまうことが多い方
- 外出時にトイレの場所がいつも気になっている方
- 夜間頻尿で熟睡できない日が続いている方
- 年齢を理由に治療を諦めかけている方
- 1日に尿取りパッドや大人用おむつを4枚以上使用している方
症状の出方や生活への影響は患者様によって様々ですので、適応の可否は診察の上で判断いたします。
ボトックス治療の特徴
ボトックス治療には、以下のような特徴があります。
- 治療時間が30分程度で日帰り対応が可能
- 局所麻酔で受けられるため身体への負担が少ない
- 1回の治療で約半年(6~9ヶ月)の効果持続が期待できる
- 毎日薬を飲み続ける負担から解放される
- 尿意切迫感や切迫性尿失禁の改善が期待できる
効果は一定期間で薄れていくため、症状によっては定期的に治療を繰り返していくことになります。当院では、治療の特性や治療後の経過も踏まえて、ボトックス治療の効果と特徴を丁寧にお伝えしています。
当院でボトックス治療を行う強み
ボトックス治療は専門的な手技を要する治療です。当院では、施術担当医の技術と連携体制の両面から、患者様に安心して受けていただける環境を整えています。
専門資格を持つ院長による施術
当院の院長は、日本泌尿器科学会の専門医・指導医に加えて、ボツリヌス膀胱内注入療法の施注資格を保有しています。膀胱内視鏡の扱いにも習熟しており、注入の位置や深さを正確にコントロールしながら治療を進めていきます。安全面と治療効果の両面に配慮した施術が可能です。
医療機関との強固な連携体制
当院では関西医科大学総合医療センターをはじめとした近隣の医療機関と連携しています。万が一、対応が必要な症状が現れた場合にも、速やかにフォローできる体制を整えています。クリニックでの治療に不安を感じておられる方にも、安心していただける環境です。
通院しやすい立地と継続しやすい体制
膀胱ボトックスは効果を維持するために、半年から9ヶ月ごとの定期的な治療が前提となります。当院は京阪守口市駅から徒歩3分、谷町線守口駅から徒歩4分の立地にあり、お仕事帰りやお買い物のついでにも立ち寄りやすい環境です。長く付き合っていく治療だからこそ、無理なく通っていただける環境を整えています。
適応外となるケースと留意点
ボトックス治療はメリットの多い治療ですが、すべての方に行えるわけではありません。患者様の状態によっては、別の治療を優先することが適切な場合もあります。
男性の方への事前評価
男性の場合、過活動膀胱の症状が前立腺肥大症によるものか、過活動膀胱単独によるものかを手術前に見極める必要があります。前立腺肥大などで尿の出口が狭くなっている状態でボトックスを行うと、尿閉のリスクが高まります。男性の方は、前立腺の状態を評価した上で、必要に応じて前立腺の治療を先に検討していきます。
排尿への影響に関する注意
ボトックスには膀胱の収縮を抑える働きがあるため、効きすぎてしまうと排尿が困難になることがあります。当院ではこのリスクを踏まえて、お一人おひとりの状態に合わせて注入量や注入する場所を慎重に調整しています。治療前のご説明でも、想定される影響については丁寧にお伝えしています。一時的に排尿が難しくなられた方には、自己導尿を指導させていただく事があります。
治療の流れと術後の注意点
ボトックス治療は、外来診察と必要な検査を経て、治療日を決めて当日に施術を行います。治療後は院内で一定時間休んでいただいてから帰宅となります。麻酔を使用するため、来院時はタクシーや公共交通機関のご利用をおすすめします。日常生活への影響は比較的少なく、事務仕事などであれば翌日からの復帰も可能です。効果が落ちてきた時には、再度治療を受けていただくことができます。詳しくは「治療の流れ」ページをご覧ください。