傷跡が残るメカニズム

包茎手術では、余分な皮膚を切開して縫合することで、常に亀頭が露出した状態にします。手術の性質上、傷跡を完全になくすことはできませんが、以下の要素に配慮することで目立ちにくくできます。
- 縫合の方法(針目の間隔、糸の種類など)
- 皮膚にかかる張力
- 術後のケアや日常生活での過ごし方
- 患者様の体質や肌質
傷跡を抑えるための工夫
大阪・守口市のこいと腎泌尿器科クリニックでは、患者様の不安に配慮しながら、傷跡への影響をできるだけ抑える形で手術を行っています。
細かい間隔での丁寧な縫合
縫合の間隔を細かく取ることで、皮膚にかかる張力を分散しやすくなります。張力が偏らない状態で治癒していくことで、傷跡が広がりにくくなる効果が期待できます。一つひとつの針目を丁寧に進めながら、仕上がりにも配慮しています。
吸収糸の使用
縫合には吸収糸(時間の経過とともに体内で吸収される糸)を用います。術後、抜糸のために通院していただく必要はありません(※)。糸を抜く際の刺激も生じないため、糸の跡も残りにくくなります。
(※)経過観察のための受診は必要です
縫合線の位置への配慮
縫合する位置の選び方も、傷跡の目立ちにくさに関わります。当院では、亀頭と包皮の境目に沿った形で縫合することで、自然な仕上がりに近づける工夫を行っています。皮膚の構造を活かすことで、目立ちにくい仕上がりを目指します。
傷跡の経過
術後の傷跡は、時間の経過とともに変化していきます。一般的な経過は以下の通りです。
- 術後1~2週間:赤みや腫れがある状態
- 術後1ヶ月:赤みが徐々に落ち着き始める
- 術後3ヶ月:傷が薄くなってくる
- 術後6ヶ月~1年:傷跡はほとんど目立たなくなる
傷の治り方には個人差があるため、上記の経過はあくまで目安です。経過観察を通じて、傷の状態を確認していきます。
傷跡への日常的なケア
傷跡のない綺麗な仕上がりとするためには、ご自身でのケアも大切です。術後は以下にご注意ください(具体的なケアの内容は、術後の状態に応じてあらためてご案内します)。
- 術後一定期間は患部を清潔に保つ
- 擦れや圧迫を避ける
- 紫外線への直接的な暴露を避ける
- 処方された軟膏を指示通りに使用する
術後の経過について詳しくは、「術後経過」ページをご覧ください。